近年、急性期治療の進歩はめざましく、急性脳卒中患者さんの約半数が自宅退院となっています。一方、自宅退院後、再発だけでなく、転倒、活動性低下、抑うつ、社会からの孤立等の危険性が高くなることが知られていますが、生活自立度が高い自宅退院患者さんに対して、社会復帰のための在宅支援システムは整備されていません。そこで私達は、自宅退院患者さんの社会復帰の促進を目指し、自治体、企業等と連携して、地域に特化した患者さんの療養に関連する医療、福祉、社会資源を効果的につなげて活用できる「吹田フレイル予防ネット」を構築しました。
「吹田フレイル予防ネット」を紹介した動画を是非ご覧ください。